フェイスラインニキビを繰り返す肌の治し方・解消例
フェイスラインニキビを繰り返す肌の治し方・解消例
目次
繰り返し出来るフェイスラインニキビが何年もの間治らなかった27歳男性のニキビ改善症例です。
まちだ美顔では、東洋医学的に肌を体の一部と捉えた考え方でニキビが出来やすい肌になっている体の中の原因を取り除き、肌の働きを高めてニキビが出来ない肌に改善するお手当てをおすすめしています。
東洋医学的な捉え方で肌と体の状態を診てみると、ニキビを繰り返し得しまう肌になっている原因が見えてきます。
就職してか出来始めたフェイスラインニキビが何をやっても治らない
まちだ美顔Web相談からお送りいただいた内容
学生の頃から頬やこめかみにポツポツニキビが出来ていましたが、就職してから急にフェイスラインにたくさんのニキビが繰り返し出来るようになり、最近はフェイスラインを越えて首にも出来るようになりました。
食事に気をつけても睡眠時間に気をつけても、洗顔方法が悪いのかと思い洗顔剤を変えたり洗い方を変えても変化はありませんでした。
塗り薬や抗生物質、漢方薬も使いましたが、薬を使った後は一定の効果があっても、半年せずにまた悪化してしまいました。
ニキビが繰り返し出来てくるのでニキビが1つもない日がありません。
便通:1日に1回
便の状態:初め硬く、後普通便
小便:一日3回
小便一回量:普通(200cc程度)
口・喉の渇き:喉渇くが一度にたくさん飲めない
体の状態:花粉症がある
塗り薬:塗り薬を使ったことがある 薬品名:デュアック、ダラシンTゲル 履歴:三ヶ月以内前まで使用していた
飲み薬:飲み薬を使ったことがある 薬品名:漢方薬、ミノサイクリン、シナール 履歴:三ヶ月以内前まで使用していた
備考:食事をしっかり摂っているのに太れない。水をよく飲んでいる。手足が冷える。
この方の場合には、塗り薬や抗生物質、漢方薬などで一定の効果があってもまた悪化してしまうことを繰り返しているとのことでした。
新しいニキビが出来ないようにするためには薬を使ってニキビが出来ない状態にすることも出来ますが、薬を使ってもまた悪化してしまうような場合には肌の働きが低下しているためにニキビが出来やすい肌状態になっていることがあります。
この方の場合にも、体の状態や肌の状態を詳しく拝見すると肌の働きが低下していることが確認できました。
肌の働きの低下によってニキビを繰り返している場合には、肌の働きを高めて肌を正常な状態に整えるとニキビを繰りかえさない肌にすることが出来ます。
肌の働きを低下させる原因
肌の働きの低下がニキビが出来やすい肌になっている原因であることが確認できたら、今度はなぜ肌の働きが低下しているのか、その原因を見つけなくてはなりません。
お送りいただいた相談内容を拝見すると、この方の場合にはまず第一に腸の働きの低下が大きな要因となって肌の働きが低下しているのだと考えられました。
人間は飲食物を腸から吸収しています。
飲み物の場合にはそれがそのまま水分ですが、食べ物の固形物の場合には吸収されやすい形にするために消化という活動をしなければならず、唾液や胃液、胆汁や膵液、腸液などの消化液が加わるため、腸に届いた時には流動食のように水分の多いドロドロの状態になります。
この方は、会社の健康診断でも腸の状態を指摘されたことはなく、便も毎日どころか1日に2,3回出ることもあり、便秘とは無縁だったこともあって腸の働きの低下という指摘に首を傾げていましたが、検査結果にも出ないし便秘もしていなければ腸の働きは活発かというと必ずしもそうではなく、検査結果に出なくても便秘をしていなくても、病気と言うほどではないけれど腸の働きはあまり活発におこなわれていない人は多くいます。
人の体の状態は健康な状態が白、病気の状態が黒だとすると、すごく健康とも言えないけれど病気と言うほどでもない白でも黒でもないグレー状態の人は多く、そのような人が肌に限らず原因不明のトラブルを発症することが多いようです。
この方の場合には、そのような腸の働きの低下によって飲食物の吸収に時間がかかることで、流動食のように水分の多い飲食物が腸の中に長い時間停滞することになってお腹に冷えをおこしていました。
これは東洋医学特有の体の捉え方の水滞(すいたい)という状態です。
ネットなどで水分はなるべくたくさん摂った方が肌のために良いという情報を目にして頑張って水をよく飲むようにしているとのことでしたが、この方の場合には水分を取りすぎる事は肌のために逆効果になってしまいます。
この方はとても痩せ方で、肌にニキビが出来ているのと同じ位、ガリガリに痩せていると言われることもコンプレックスに感じているとのことでした。
「自分より太っている友達よりも自分の方がよっぽどたくさん食べるのに、なぜか自分だけは太れないんです」とおっしゃっていました。
食事は人一倍摂っているのに太れないというのは、東洋医学的な考え方では腸の働きが低下して栄養吸収がうまくおこなわれていないためとも考えられます。
東洋医学的な考え方では、人間の体は冷えている部分は働きが低下すると考えられています。
また、血液は体温を運んでいる温かいものですが、人間の体は血液循環が活発な部分は働きが高まり、逆に血液循環量が少ない部分は働きが低下すると考えられています。
人間の体には恒常性維持という体の状態を一定に保とうとする働きがありますので、働きが低下している部分には血液をたくさん送り働きを高めようとします。
この方の場合、飲食物が長い時間腸に停滞することによって腸が冷えて働きが低下しやすい状態で、腸の働きを高めようと温かい血液を腸の周りに循環させるために本来他の部分に循環するはずだった血液が働きの低下した腸の部分に循環するようになっています。
この方の場合、手足が冷えやすいという自覚症状がありますが、これはお腹周りに血液が集中してしまうために末端に血液が循環しにくくなっている状態のために冷えをおこしているのだと考えられます。
本来、女性よりも男性の方が筋肉量が多く筋肉量が多い方が熱を産生する量も多くなるので、女性よりも男性の方が冷えを感じにくいのですが、それでも手足が冷える自覚症状があるということは相当冷えやすい状態になっているということです。
このような状態で体の中心部にばかり血液循環が集中してしまうと体の一番外側の体表を流れる血液量が少なくなり、体表にある肌の働きが低下しやすくなります。
また、ニキビの出来る場所を見るとフェイスラインを越えてあごの裏側や首の方にまでニキビが出来る場所が広がっています。
ご本人に確認すると、フェイスラインにニキビが出来始めた当初はフェイスラインまでしかニキビが出来ていなかったそうです。
それが2、3年前からフェイスラインを越えて顎裏や首の方にまでニキビが出来るようになったそうです。
まちだ美顔の今までの経験から、フェイスラインを越えてあご裏や首にまでニキビが広がっている場合には必ずといっていいほどお血(おけつ)の問題が絡んでいます。
お血(おけつ)というのは東洋医学特有の考え方で、血液ドロドロとか血液サラサラと表現されることがありますが、お血(おけつ)とは簡単に言うと血液ドロドロの状態に近いものです。
お血(おけつ)によって血液がスムーズに流れないことで肌周囲への血液循環も悪くなるので肌の働きが低下しやすくなりますし、何より体温を運搬している血液がスムーズに流れないことで熱のこもりが強くなってしまいます。
ニキビの出来始めのうちにはフェイスラインを越えていなかったニキビが2、3年前からフェイスラインを越えて出来るようになってきているのは、体の中の状態が徐々に進み、お血(おけつ)の問題が重なってニキビの原因が段々深くなってきているためだと考えられます。
肌は新陳代謝で毎日新しい肌と入れ替わっています。
正常な肌であれば毎日新しい皮膚細胞が生まれてくる代わりに28日前に生まれた皮膚細胞が角質層の一番上まで到達した後に垢になって剥がれ落ちていきます。
体の中の状態により肌の働きが低下していると健康な皮膚細胞が生まれにくくなり、それが続くと肌状態も正常な状態を維持できなくなってしまいます。
この方のニキビを治すためには、体の状態を整えてニキビが出来やすい肌になる原因を取り除くことと同時に、体の状態を整えた結果を肌に最大限引き出すために肌状態を正常に整えるスキンケアを行うことが必要です。
繰り返すフェイスラインニキビの治し方
この方がフェイスラインにニキビを繰り返している理由を東洋医学的な考え方で考察すると、腸の働きの低下によって体の中に余分な水分を抱えている状態の水滞(すいたい)やお血(おけつ)という血液循環の不良が原因となってニキビが出来やすい肌をつくっていると考えられます。
この体の状態を整えなければ、いつまでたってもニキビを繰り返す肌状態が続いてしまうでしょう。
まちだ美顔では体の中の状態を整えるために養生食品(ようじょうしょくひん)というものを飲むことで体の状態を整えていきます。
養生食品は厚生労働省の許可は健康食品のカテゴリーに分類されるものですが、まちだ美顔が効果を厳選したものを組み合わせてニキビが出来やすい肌にしてしまっている原因となっている体の状態を改善していきます。
この方の場合には、腸の働きの低下から体内に溜まってしまっている余分な水分を取り除くものや腸の働きを高めるもの、血液循環を活発にするもの、お血(おけつ)を取り除いていく働きのあるものなどを組み合わせておすすめしました。
この方のために組み合わせた養生食品を飲むことで体の状態が徐々に整ってきます。
また、同時に肌状態を整えて体の中の状態を整えた結果をニキビ改善という形で最大限に発揮させるために、肌を正常な状態に整えるスキンケアも合わせておすすめしました。
体の中からのお手当てと肌を正常に整えるスキンケアのお手当ては車の両輪のようなもので、どちらが欠けても充分な効果を得ることが出来ません。
この方は男性のためあまりスキンケアになじみがなかったのですが、肌の状態を詳しく拝見し、現在の肌状態を正常な状態に整えるスキンケアを組み立ててスキンケア法も詳しくレクチャーしました。
フェイスラインニキビ手当て開始後の経過
体の中の肌の働きを低下させている原因を取り除き、肌状態を正常に整えるスキンケアのお手当てを始めてからの肌状態が変化してくる経過です。
お手当てを開始した時の写真です。頬からフェイスライン、フェイスラインを越えたあご裏や首の方にまでニキビが出来る範囲が広がっています。この時点では手や足などの末端が冷える反面、上半身には熱がこもっています。東洋医学的には熱のこもりが強くなると膨らんだ赤ニキビ(炎症ニキビ)や黄ニキビ(化膿ニキビ)が出来やすくなると考えられています。
お手当てを始めて3ヶ月経過した頃の写真です。体の状態が整って来始めて、上半身の熱のこもりが少なくなってきたので炎症をおこした赤ニキビがだいぶ少なくなって来ています。同時に肌周囲への血液循環が活発になったことで肌の代謝も高まり始めて肌のくすみが取れてきているので、肌色が白くなって来ています。
お手当てを始めて4ヵ月経過した頃の写真です。さらに熱のこもりが抜けたために膨らんだ赤ニキビはほとんど出来なくなっています。3ヶ月目の時と比べてニキビ跡が赤く残っていた部分も赤みが引いています。しかし、まだ肌の働きが高まっているとは言えないため、写真では分かりませんが白ニキビはところどころに出来ている状態です。
お手当てを始めて8ヶ月経過した頃の写真です。この頃になると白ニキビが出来る数もずいぶん少なくなってきました。東洋医学的な考え方では、肌の働きが低下して新陳代謝が正常に行われなくなると白ニキビが出来やすくなると考えられていますが、養生食品を用いた体の中からの手当てに加え肌状態を正常に整えるスキンケアを継続したおかげで、肌の代謝が正常に戻ってきて毛穴の目詰まりをおこしにくい肌になってきています。体の状態を良くお伺いすると、手当てを始めた当初よりも水滞(すいたい)もお血(おけつ)もだいぶ改善されてきていたので、徐々に養生食品の量を減らしはじめました。
お手当て開始から13ヶ月経過した頃の写真です。この時にはもうニキビは出来なくなっていて、ニキビ跡もほとんど目立たなくなりました。体の状態を確認したところ、もう肌の働きを低下させていた体の状態は改善されていたので養生食品はすべて抜いていました。おすすめした養生食品は、それを飲むことでニキビが出来なくなるのではなく、養生食品で体の状態を整え、その結果肌の働きが高まってニキビが出来ない肌になるのです。そのため、ニキビが出来ない肌と体をしっかりとつくってしまえば、その後は養生食品を飲まなくなってもニキビをぶり返したりはしなくなるのです。
まとめ
色々な治療や手当てをしても繰り返し出来てきて治らなかったフェイスラインニキビも、東洋医学的な捉え方で肌と体の状態を見つめ直すと肌の働きの低下というニキビを繰り返す肌になっている原因が見えてきます。
肌の働きを左右する体の状態を整えながら肌状態を正常な状態に整えるスキンケアをおこなうと肌の働きが高まってニキビが出来ない肌にすることが出来ます。
繰り返し出来て何をやっても治らないニキビでお困りの方は、まちだ美顔にご相談ください。
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